吉野銘木の家
木は山で生きていた時間と同じだけ、
材木として生き続けることが
できると言われます。
そのために必要なのが、
木を扱う私たち人間の知恵と技。
吉野の山が時間をかけて育んだ吉野桧を
いちばんいい状態で使い、
その魅力を余すことなく
住まいへ取り入れます。
吉野桧の魅力
健康効果
吉野桧はカビの生育やダニの侵入を防止する効果が認められており、喘息やアトピーなどのアレルギー疾患を抑制する効果が期待されています。ウイルスを不活性化させる効果も確認されており、インフルエンザなどの感染拡大にも役立つと考えられています。このほか、大腸菌が増殖しにくい、紫外線を吸収しやすく目にやさしいなど、さまざまな効果が科学的に確認されています。これらの力は、低温乾燥によって木が生き続けることで、さらに高いものになっていると考えられています。
耐朽性・防虫性
心地よさを感じる吉野桧特有の香り。その要因でもある精油成分は、虫を寄せ付けないという効果を持ちます。住まいにとっての大敵であるシロアリも同様で、吉野桧はシロアリを防ぐ効果があり、結果、材木としての耐朽性が高くなっています。中温乾燥は精油成分を木材内部のとどめたまま乾燥させるので、吉野桧の特色を最大限に引き出すことができます。
住まいごこち
桧の香りをかぐと、脳の血流が穏やかになるという実験結果があります。副交感神経の活動が活発化することも報告されています。どちらも、リラックス状態にあるときに見られる現象です。森林浴や森林セラピーに代表されるように、経験的に知られてきた森や木の癒やし効果。“生きた木”を用いる吉野銘木では、吉野桧の癒やし効果を損なうことなく家づくりに取り入れます。
木を活かす
低温乾燥が不可欠
45度以下でゆっくりと乾燥させることにより、木に含まれる精油成分は材木内部にとどまり続けます。木の細胞も組織を保ち続けることができます。これらのことにより、住まいにとって価値のある材木として生き続けるのです。
匠の技
生きている木は、材木として住まいに用いられた後も呼吸し、水分を吸収したり乾燥したりします。また、工業製品とは異なり、1本1本個性があります。これらの性質を見極め、文字通り適材適所で加工と木組みをするためには、豊富な経験と知識、卓越した技術が欠かせません。吉野銘木の家づくりを担うのは、信頼できる熟練の大工です。匠の技が、吉野桧の魅力を引き出します。
4寸角・赤身勝ち材
柱など主要な構造材に用いる材木は、一般的な3.5寸角（約10.5cm）に対して、4寸角（約12cm）。家の役割は住む人を守り幸せにすることだからこそ、長く安全・安心に暮らしてもらいたい。その思いから、確かな強度を持った材木を提案しています。また、用いるのは強度と防虫・防腐効果が高い木の中心部分。「赤身がち」と呼ばれ、温かみあるピンク色の輝きを放ちます。
吉野銘木だからできること
耐震等級最高ランク3で
地震にも安心
建築基準法の1.5倍の耐震基準で設計。標準仕様で国が定める耐震性の最高ランク「耐震等級３」、万が一の時に備え、ご家族をしっかり守る安心・安全な住宅をご提案します。
家中をすっぽり包み込む
高気密・高断熱の吹付断熱材
現場での発泡施工で、隙間なく施工でき、自己接着力により末永く高気密・高断熱性能を維持。光熱費の削減にもつながります。また、外気温の影響を受けにくくなることで、冬の脱衣所・お風呂でのヒートショックを防ぎます。
建築士がご担当
お客さまの疑問や要望をおうかがいし、ともに家づくりに向き合う当社の担当者は、建築士でもあります。単なる担当者とは異なるため、より専門的なご提案をその場で行ういます。意思の疎通はスムーズでスピーディー。こだわりやご希望を確実に図面に落とし込み、思いをかたちにします。またフィナンシャルプランナーが人生設計をふまえた資金計画を提案します。木のこと、住まいのこと、そして費用のこと。なんでもご気軽にご相談ください。
良質で豊富な木材
社は銘木店として70年を越える歴史を持ち、全国の社寺に大径木をはじめとして上質の木材を納めてきました。張り巡らせた仕入れ網と確かな“目利き”には、一日の長があると自負しています。良材を豊富にストックする当社倉庫にて、直接、シンボルツリーやカウンターを選んでいただけます。また、こだわり抜いた材木を取り寄せることも可能です。
工場見学
工場へお越しいただき、製材現場をご覧いただけます。社寺に用いられるような大径木が製材されるダイナミックな場面を見学いただくことや、原木が材木として生まれ変わる場面に立ち会うことも可能。木の魅力や個性、木を活かした家づくりにぜひ触れてみてください。
木目の美しさ。
年を重ねて味が出てくる色合い。
いつまでも癒し続けてくれる空間。
吉野銘木の家にはずっと受け継がれる
変わらない価値があります。
