吉野桧の家づくり
吉野桧にたずさわって七十数年、
吉野桧の家づくり三十数年
太閤秀吉が大坂城や伏見城の築城にも用いた吉野の木材。この頃、需要の高まりに伴って本格的な造林が行われたことが、現在に至る吉野地方の林業の始まりです。以来500年以上にわたって、人々は大切に山を守り、木を育ててきました。変わることのない自然と、受け継がれた叡智。その結晶が、吉野桧という比類なき木材です。
吉野桧の魅力
住まいにとって
価値のある木材になるには、
低温乾燥が不可欠。
45度以下でゆっくりと乾燥させることにより、木に含まれる精油成分は材木内部にとどまり続けます。木の細胞も組織を保ち続けることができます。これらのことにより、住まいにとって価値がある材木として生き続けるのです。

耐久性、保存性、圧縮強度。
吉野桧は多岐にわたる
“強さ”を備える。
桧の圧縮強度は、杉の約1.3倍。さらに、虫を寄せ付けにくい、菌に強い、腐りにくいなど、さまざまな面で桧は他の木材を上回る強さを備えています。先人たちはこのような特性を経験から学び取り、社寺などの大規模建築物に用いていたのです。

吉野桧は美しく香り高い。
林業に適した地質・気候条件のもと、密植という特有の方法で育てられた吉野桧は、美しいピンク色の木肌と細かく均一な木目、豊かな香りを備えています。

地産地消、地元の木。
吉野桧と住む。
吉野桧の家に住まうことは、吉野の自然や歴史、文化を感じながら暮らすことでもあります。あなたの日常を、豊かな吉野のめぐみが包み込みます。
