高台で昔、他の工務店さんで建てられた家で
地盤沈下により、擁壁側に傾いているお宅の
修正工事をさせていただいています。
基礎の下には人がすっぽり入れる大きな空間
鋼管圧入工法という修正の仕方で、
基礎の下に穴を掘り、そこから鋼管杭を溶接しながら
支持層まで圧入していく工法です。
職人さんの足発見
・・・家の中央にも外から入り
杭を入れる穴を掘られています。
すごすぎる
穴を掘るといってもとても大変な仕事です。
職人の皆様暑い中、本当にお疲れ様です。
ありがとうございます。
昨日、指定された基礎下すべてにジャッキ調整台が設置され
徐々にジャッキアップ→レベル調整が行われました。
雨樋の土中の配管にこんな差が出来ました。
すごく沈下していたのが良くわかります。
建物のミシッ
ミシッというすごい音と共に、
家のレベルが直って行きました。
動かなかった建具が動くようになりました。
隙間の空いてた箇所がピタッとくっつきました。
後は、穴の中の充填作業と
弊害の出ていた内外装の補修工事です。
傾いたから家は建替えるという考えもありますが、
昔から伝わるきちっとした建物は、直して住めると実感しました。
元通りになった家を見て、
お客様の家ですが、愛着が涌き
本当に良かったなと思った日でした。
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